ウツ病から回復、そしてもうすぐ離婚、働かず暮らすには

ウツ病からの回復と、認知症の母の介護、50歳離婚、結婚って?人生って?幸せって何? 仕事がないまま、シングルマザーになってしまった。でも働かずしてゆっくりした毎日を維持することはできないのかな?と、模索中。

みんなが出来ている普通ができない。自分さえ変われば、頑張って普通になろう。 そう頑張り続けてたら鬱に真っ逆さまに落ちてしまいました。 今から直面するであろう離婚までの経緯と、どのようにウツになり、またそこから這い上がってこれたのか・・少しづづでも文字に残していければと願いつつ・・・・・綴っています。

気持ちの持ちよう

しかし、ふと
この人間の『気持ちの持ちよう』というのは一体なんなんだと思う。

この『気持ちの持ちよう』で、
自分の周りの世界や...
自分に関わってくるほとんど全てから受ける印象そのものが
明るくなったり、暗くなったり、
暖かくなったり、寒くなったり、
優しくなったり、冷たくなったり
美しくなったり、醜くなったり
さわやかになったり、どんより曇ったり

足取りや、時には身体そのものすら
軽くなったり、重くなったり
大きくなったり、小さくなったり

ここまで『気持ちの持ちよう』に影響されるということは、
実際、本当の自分の世界自体が存在しないのではないか・・・???
とさえ
時々思ったりしてしまう

そして気が付かないうちに、
こっそり、でもかなり大胆に
この『気持ちの持ちよう』
自分の人生の舵そのものを取ってしまってたりする

そうなると
ジェットコースターに乗っているように
上がったり下がったり
ゴールがあるような、ないようなレールの上を
ぐるぐる回り続けたりしている
なのに、
自分はなんだか随分先に進んでいる気がしたりもしている

なんだろう・・・この『気持ちの持ちよう』って
一体どこに持てばいいのかさえわかないのに
すごい影響力と発言力を発揮する
不思議なモノだな・・・これは

返事がもらえない質問

「壮絶なウツに溺れて息も絶え絶えだった毎日の中
伴侶としてどうにか私を助けてくれることはできなかったんですか?」

「なぜ、離婚を回避するために何かをすることは全くなかったのですか?」

一度も返事を受け取ることなく
この2つの質問は
今も尚、
私の心に深く突き刺さったままです

結婚ってこんなにあっけないもので
私は一体彼にとってなんだったのか・・・?

思っても仕方ないとはわかっていても
ついつい思いを巡らせてしまいます

でも、もっともっと遡って思い起こせば

私たちは『家族』というチームの中
お互いに期待された役割を
責任と自覚をもって取り組んできたことは
間違いはありません

彼は子供にとってよき父です
会社一筋、贅沢もせず
お酒も飲まず
食卓に出したものは全部残さず食べてくれる
絵に描いたような理想的は夫です

でも、
とっても残念なことに
彼と私は一度も『友達』ではなかったのかもしれません
心を割って話したり、
泣いたり
笑ったり
そんなことが
全く、なかったのかもしれません

一生を共にするという意味や覚悟といったものが
わかっていなかったのかもしれません

そして、それを可能にするための愛情
お互いに対して十分になかったのかもしれません

最も大切なことが
そもそもなかったのかもしれません

離婚の原因を聞かれると
正直いつも答えに窮してしまいます
どれも離婚に値する十分な理由にも思えるし
同時に
どれもそんなに深刻なことではないようにも
思えます
だからこの全ての経緯が
私の『ワガママ』なのではないかと落ち込むことも多いのです。

でも、ウツを味わった後
やっと最近たどり着いた心境として

何がどうであれ

ピンチに助けてくれない人はダメ

誰が何をどう言おうとも
これで十分・・・

そう思えるようになりました

途方もない違和感

「元気になって僕の元に戻ってきてください。」

あなたは能力の高い人だから、
そして強くて、賢くて、
努力を惜しまない人だから
必ず治って元に戻ってきてくれる

そう信じています

それまで、離れたところで待っています・・・。

夫から言われた言葉

一瞬、聞いた瞬間
ものすごく理解のある
私の事を信頼し
心配してくれているように
聞こえます

でも、

妻が鬱の闇にまみれ
身動きが取れず
動くことも、食べることも、感じることも
起きているのか寝ているのか
それすらも分からず、
何もかも全くできなくなってしまった時

その妻を真っ暗闇に一人残し
妻の人生から真っ先に姿を消し
それも殆ど完全に

それでも
信じて待っているという

私の姿の見えない所で
私が完全に元に戻るのを
信じて何年でも待っているという

これは一体何なんだろう・・・??

健やかな時は共に楽しみ
病む時は各々で・・

自己責任・・??

結婚生活で病気になってしまったら、
病気になった方の自己責任なのかな??

私は全く理解できず
途方に暮れています

何をどう考えればいいのかさえ
全くわからなくなってしまいました。

長女症候群

長女症候群

ウツ病の治療過程で何度も
カウンセラーの先生が口にされた言葉

長女症候群て、何だろうって調べていると
分かりやすい言葉でまさに「これ」というブログを見つけたので
ここに引用させていただきます。

「つい頑張ってしまい、オーバーワーク気味」
「家族や他人の心配をいつもしている」
「他人から頼まれれると断れない」
「何かしていないと罪悪感を感じる」
「パートナーに尽くしすぎてしまう」
「断捨離が出来ていないと自分を責める」
これって、実は、長男や長女に多い特有の傾向なんです。
これを「長男・長女症候群」と呼んでいます。
 
 長男・長女は、本当は甘えたい幼少期でも、弟や妹がいて
「お兄ちゃんなんだから、しっかりしなさい」
「お姉ちゃんなんだから、譲りなさい、我慢しなさい」と言われて育ったので、
大人になってもその記憶(癖)が残り、ついつい
「頑張ってしまう」「我慢してしまう」傾向のある人たちのことです。
 
なかなか親から褒めてもらえなかった記憶があるので、「
褒めてもらいたい症候群」とも、わたしは呼んでいます。

そして、我慢して、家族の調整役・お世話役をすることで、褒めてもらえたので、
それが自分の価値だという間違った信念を抱いてしまっている人が多いのです。ameblo.jp

私はまさにここに書いてある通りの人間です

人に喜んでもらえてこそ
人のためになってこそ

褒めてもらえたりなんかすると
喜んで倒れるまで働き続けたり・・・

こう書くと、とっても聞こえはいいのですが、
人の役に立つことを何かしないと、
逆に自分で自分の価値が全く見いだせないのです
自分を好きになる事すら出来ないのです

役に立ってない自分=必要のない自分
人に対しては全くそう思わないのに、
自分にはこのような式が成り立っているのです。

最愛の父が亡くなった後
私の長女症候群の症状は
より顕著に現れるようになりました

認知症の症状が重くなった母の介護を始め
親戚相手に、積年の問題のお墓の件で奮闘し
弟たちの関係を心配し
家の中の事を全部こなし

この頃の私は
ひとりでぐるぐるぐるぐると、回り続けながら

皆の役に立っている自分に満足していたのだと
思います

しかし、ウツ病の深い穴は私のすぐ先に待ち構えていました

ウツ病に落ちていく。

4年前、ちょうど秋深まる頃
ある日突然
ウツ病に落ちてしまいました・・・

それは
「落ちる」という表現以外では表せない
落ちっぷり

坂を転がり落ちると言った感覚です

でも、その時点では自分自身
「あれ?何か変だぞ」とは思っているものの・・

これがウツ病だとは
正直全くわからなかったのです

何年か後にやっとカウンセラー先生に
この状態がウツ病であると診断され(それもかなり重度の状態)
あ~ウツ病だったのか・・・と、
この私のおかしな状態に名前がついていたのか・・

と、
正直ホッとしたのでした

ウツ病に落ちていった時
まず私の場合
一番初めに
食べ物の味が全くしなくなりました
甘いも、辛いも、ましてや美味しいなどと感じることはなく
口に入っている食べ物を噛む時、まさに「砂を噛んでいる」ような感覚です
1か月もしないうちに体重が15キロも落ちてしまいました

次に
今、自分は寝ているのか起きているのか・・・
夢と現の境界線がどんどんあやふやになっていき
夢の中でものすごく働いていたり
現実で車の運転中に「これは夢の中かな?」とフワフワした気持ちで運転したり
よくわからくなりました

結果、ずーっと起きているような
つねに頭に靄がかかっているような、そんな状態になり
疲れがますます溜まっていくのです

そして毎晩
寝る時(と言っても寝れていないのですが)
このまま死んでしまえればいいなぁ~
もう明日起きなくていいのに・・って
思っていました

感情はもうほとんどなくなり
兎に角、日々のことをロボットのようにこなしていくだけでした

そして、
この真っ暗な冷たい深い穴から生涯這い上がることはないだろう
そう信じて、
完全に

絶望
していました

この絶望の中、唯一残った感情で最も悲しかったことは
夫を初めとするほとんどの友人が
「もしかしたらこれはウツ病?」と思った私の思いを
真向から否定したことです。

「あなたみたいな人がウツ病になるはずなんかないよ
 ウツ病になるのは、心が弱くてやる気のない人だけ」

皆から否定されても原因はわからず、
しかし、現実にはかなりおかしな精神状態が続く中

私はますます

絶望

していきました・・・。


もしウツ病が全く理解できないという方がいれば
次のビデオクリップを是非ご覧ください。


【うつ病患者の見る世界】【驚くほど的確な表現うつ病症状】私は黒い犬を持っていた。彼の名前はうつ病だった。(日本語字幕)

普通の人と結婚すればよかった。

初めてのブログ、
誰かにグチグチ愚痴るより
書く事で自分を整えていければいいなぁと、
また記録として残したいと思い、始めることにしました。

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結婚12年、
私達夫婦はほとんど喧嘩らしい喧嘩はしたことなかったけれど、
その何回かのケンカの最後のケンカの時に

 普通の平均的な人と結婚すればよかった 
と、

相手からポツリと言われ、
それから2年近くなる今まで、全く連絡が途絶えてしまった。

もしかしたら、
もしかしたらって、この2年間ぼんやり思ってはいたけれど

にわかに離婚が現実味を帯びてきた。